オシゴトいろいろ

病院と介護施設をニーズに合わせてご案内

各施設の特長を熟知

IMSグループは134施設を運営する総合医療・福祉グループです。医療系は病院35、クリニック5、人間ドック8、福祉系は介護老人保健施設16、ほか各種の介護事業を運営しており、各施設が連携し、切れ目のない地域医療を目指しています。(2022年4月1日現在)
2012年にオープンした「イムス総合サービスセンター(通称GSセンター)」は、IMSグループの病院・介護施設の相談窓口です。
担当するコンシェルジュは私を含め4名。電話もしくはメールでの問い合わせに対して、グループ利用者さまに限らず、どなたでも、どこにお住まいでも、無料で相談に応じています。
大切なのは情報収集です。病院を例に挙げれば、急性期と回復期では役割が異なります。総合病院を標榜していても、設けている診療科に多少の差異があり、スペシャリストが在籍する得意分野があるなど、多種多様です。
各施設ときめ細かく連携し、特長を頭に叩き込み、利用者さまのニーズに幅広くお応えしなければなりません。コンシェルジュ同士でも相談内容を共有し、情報のアップデートに努めています。
全国に医療グループは数多くありますが、グループ施設を網羅的にガイドするシステムは国内では珍しいそうです。IMSグループならではの「おもてなし」の一環です。
また、GSセンターは人間ドック「IMS Me-Life(ミライフ) クリニック 池袋」の一画にあるので、受診者さまのご相談を直接承ることもできます。


人間ドックの受診者さまが希望すれば医療機関を案内

問い合わせに誠実に応える

具体例としては「女医で受診できる婦人科のある病院を知りたい」「単身赴任中に脳卒中を発症し急性期病院に入院しているが、家族がいる関東の回復期病院に転院させたい」「自宅での介護が難しくなったため、入所できる施設を紹介してほしい」など。
特に印象に残っているのは、がんのセカンドオピニオン。東北の方で、主治医に提案された化学療法がベストの選択肢なのか、がん専門医のアドバイスが欲しいとのこと。そこで千葉県がん診療連携協力病院で、先駆的ながん医療に定評ある新松戸中央総合病院を紹介。結果、治療方針に賛意が得られ、地元で納得いく治療が受けられると安心していただけました。
現在、好評をいただいているのはホームページ上でできる「健康セルフチェック」です。47疾患の主な症状が、専門の医師の監修の下、各7~10項目のチェックシートになっており、チェック後に判定ボタンを押すと結果が表示され、受診目安の参考になります。評判が良く、1ヵ月のアクセス数が2万から一気に38万に増えてびっくり。「昨日からろれつが回らない」との問い合わせを受けた時は、脳卒中のセルフチェックをしていただき、すぐ脳神経外科のある明理会中央総合病院をご紹介。当日受診、即入院となりました。セルフチェックはとても便利で心強いツールです。
私は国家資格のある医療専門職ではありません。4年生大学を卒業後、東京の企業で営業職についていたのですが、東日本大震災でいったん宮城県の実家に帰郷。家業の建設業で地域復興の手伝いをするうち、人の役に立つ仕事に就きたいと考え、IMSグループに入職したのです。
問い合わせをくださる方は、心配ごとを抱えています。お気持ちに寄り添いながら、安心して受診していただくための“プラスワン”のサービスを心がけています。
「GSセンターに相談してよかった!」そのひと言が私たちの励みです。


全47疾患が、男女別・身体の部位別に選択できる。気になる症状をチェックして早期発見・早期治療を!

イムス総合サービスセンター