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当院で働きたいと思った理由は
何でしたか?

いくつか見学した候補施設の中で、やりがい、聴覚分野、雰囲気のよさの3つを兼ね備えた施設がここだけだったからです。聴覚分野にこだわった理由は、自身の左耳が聞こえないことと、前職での経験にあります。前職は鉄鋼業で、日々騒音の中で働いていました。左耳が聞こえないことは職場に伝えていましたが、うまく聞き取れないとトラブルになることがあり、聴覚障害が理解されない現実を痛感しました。そんな中、言語聴覚士という職業があることを知り、キャリアチェンジを決めました。これからは、言語聴覚士として多くの人を助ける存在になりたいと思っています。

実際に働いてみて思う、
当院の魅力を教えてください。

職員同士の風通しがよく、縦社会観がなく、先輩にも相談しやすい環境が魅力です。何かを相談しても、皆さん嫌な顔一つせず、優しく丁寧に答えてくれますし、心から対応してくださっていることが伝わってきます。先輩後輩の隔たりがないことは、仕事のやりやすさの面でも自身の成長の面でも、とても大事な要素だと思います。

仕事をする上で大切にしていることは
何ですか？

とにかく「患者さまの話をしっかり聞くこと」です。自分の考えよりも、まずは患者さまの気持ちや希望を聞いて、その思いに応えるリハビリをすることが大切だと思います。

                       

言語聴覚士の仕事で印象的だった
エピソードを教えてください。

                       

入職1年目のとき、トイレの介助をしている最中に病状が急変した患者さまがいらっしゃいました。突然冷や汗が出てきて脱力されたんです。排泄時にそのような状態になることがあると勉強してはいましたが、いざ目の前で起きたとき、どうしたらいいか分からなくなり、結局は先輩に助けてもらいながら対応しました。このとき、知識だけでなく経験することの大切さを痛感し、もっともっと多くの経験を積みたい気持ちが強くなりました。当院は幅広い病状の患者さまがいらっしゃるので、お一人おひとりのケースと真摯に向き合いながら、多くの知識と経験を積んでいきたいと思います。

最後に、医療の現場で働きたいと思っている皆さまへメッセージをお願いします。

自分が転職先を探したときに大事にした点は、やりがい・働きたい分野・職場の雰囲気の3つでした。この3つが揃っていると感じて当院に入職し、本当にその通りでした。いや、それ以上に働きやすい環境だと思っています。働きやすい環境は、自身の成長スピードにもつながると思います。当院を検討している人は、ぜひ一度見学に来てください。