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当院で働きたいと思った理由は
何でしたか?

就職活動で見学した時、働いている皆さんが明るくて、きっと患者さまにも明るい雰囲気と安心を届けているんだろうなと思い、当院に決めました。見学中の私に、「今日は暑いですね」と職員の方が声をかけてくださったことも、印象に残っています。また、緑が豊かな立地も決め手の一つでした。私は、新潟県の自然が多い地域で育ったので、似た環境に身を置いたほうが落ち着けるんじゃないかと思いました。

実際に働いてみて思う、
当院の魅力を教えてください。

急性期・慢性期・回復期のケアミックス型で、多職種が連携したチーム医療を大事にしている点が魅力です。社会福祉士の私も、担当病棟の判定会議等で、医師や看護師、リハビリスタッフなど多職種と関わり、審査の判定に必要な確認事項について様々な視点で話し合って、幅広い知識を吸収でき、日々学びの経験ができます。また、他院からの入院相談には、「僕が一緒に面談に入るよ！」と気軽に声をかけていただき、経験不足で苦手なところを先生に助けてもらえて、ご家族さまの気持ちに寄り添うことが出来ていると感じています。

仕事をする上で大切にしていることは
何ですか？

病院内だけではなく地域連携、関係機関との良好な関係性を築くことを心掛けています。患者さまに関わる職員や他機関との綿密な情報共有は、社会福祉士の仕事には欠かせません。私はもともと引っ込み思案で、自分から人に話しかけたり意見を出したりするのが苦手でしたが、命に関わるこの仕事を始めてからは、「そんなことは言っている場合じゃない」という意識に変わり、今は必要な情報を積極的に取りにいくようになりました。

社会福祉士の仕事で印象的だった
エピソードを教えてください。

ケアミックスならではのエピソードだと思うのですが、透析通院されていた患者さまが、骨折で急性期に入院され、リハビリが長期で必要になり障害者病棟に移れるように調整しました。患者さまは在宅復帰に強い希望があり、透析通院のための階段昇降がネックで時間をかけてチームで関わり、家屋評価に同行し、関係機関と環境調整を行ってご希望を叶えることができました。その後外来透析で関わり、ご家族さまからの自宅療養の限界もお聞きでき、再度障害者病棟への入院が出来るよう調整しました。当院で働いていると、患者さまだけでなく、ご家族の意向も尊重し、生活の移り変わりの中でその時々に必要なサポートができるんだなと強く感じました。

最後に、医療の現場で働きたいと思っている皆さまへメッセージをお願いします。

故郷から遠く離れた地で就職する方は大変だと思いますが、ぜひ候補の場所へ足を運んで、肌で雰囲気を感じることをお勧めします。私も、当院の雰囲気の良さや教育制度の充実を事前に聞いてはいましたが、実際に当院へ来て、それが単なる広告文ではなく本当だと、肌で感じることができ、今満足しています。ぜひ、みなさんに当院の見学に来ていただき、一緒に働くことができたら嬉しいです。