STAFF INTERVIEW
職員インタビュー
「食事を楽しく有意義に」を
伝えられる
栄養士を目指しています
栄養科 管理栄養士
当院で働きたいと思った理由は
何でしたか?
私は病棟で栄養管理をしたいと思っていたので、就職活動は病院を中心に見学しました。その中でもっとも栄養指導の件数が多く、幅広い患者さまを担当できる当院を選びました。
実際に働いてみて思う、
当院の魅力を教えてください。
入職前のイメージ通り、幅広い栄養指導を数多く担当できる職場です。先輩に相談しやすい環境も魅力です。また、職員数が多く栄養科だけでも14～15人*いるので、産休などで長期休暇をとるときにサポートし合える点も、働きやすさにつながっていると思います。現在、栄養科は2人が産休中です。妊娠中は体調に合わせて働くことも可能で、出産や育児、介護などがあってもキャリアを継続できます。*2023年8月現在
仕事をする上で大切にしていることは
何ですか？
患者さまに食べることや栄養に興味を持ってもらい、楽しく食事ができる栄養指導を心掛けています。毎日の食事が当たり前になると、食べることについて深く考える機会が減ります。私は、「食べることって、考えてみると面白いんですよ」と伝えていきたいです。とはいえ、指導内容が実生活で使えないと意味がないので、頻繫にスーパーマーケットへ行って、売られている食品をチェックし、実用的な栄養指導ができるよう努力しています。
栄養士の仕事で印象的だった
エピソードを教えてください。
「瘦せたい」という糖尿病の患者さまに対して、普段の生活スタイルをお聞きしながら生活に寄り添った栄養指導をし、半年で目標体重まで落としてくださったときはうれしかったです。最初は、毎日体重を量ることから始めてもらいました。体重を量ると、自分の体重が1日でどう上下するかが分かり、体調を知る手がかりにもなります。患者さまは次第に体の変化に興味を持ってくださり、食事と体の関係についても興味がわき、積極的に「食事を見直してみようかな」という気持ちになられました。その後は、ご本人が自主的に努力をされて、「痩せていたころに履いていたお気に入りのズボンをまた履けるようになった」と報告してくださいました。「本当にありがとう」とお礼を言ってくださったときは、この仕事に就いてよかったと思いました。
最後に、医療の現場で働きたいと思っている皆さまへメッセージをお願いします。
どんな職種であっても、いま思う「なぜ」をそのままにしないで次につなげることが、患者さまのためにも自分のためにもなると思います。受験や就職活動中の皆さまは、いま多忙だと思います。どうか体調に気を付けて、栄養をつけて、元気に活動してくださることを望みます。
