STAFF INTERVIEW

職員インタビュー
リハビリテーションFV
                       

患者さまの

想いに応える

作業療法士を目指して

作業療法士

当院で働きたいと思った理由は
何でしたか?

新人のうちにより多くの経験を積んで高みを目指したいと思っていたので、診療科目が多く幅広い症例の患者さまがいる当院を選びました。私は、高校二年生のときに病気で入院をした経験があります。これまで出来ていたことが出来なくなって不安だった私に、出来ることを一緒に探して前向きな気持ちにしてくれたのが、作業療法士さんでした。私も、患者さまを前向きにできるような作業療法士になりたいと思っています。

実際に働いてみて思う、
当院の魅力を教えてください。

同期や同年代が多く、近い世代ならではの悩みを相談したり楽しみを共有したりできる点は魅力です。リハビリテーションセンターには約160人が在籍していて、さまざまな専門知識を持つ先輩がいるので、自然と私たちが吸収できる知識の幅も広がります。また、診療科目が多いぶん珍しい症例の患者さまが来られることも多く、その点でも経験値を上げることができます。

仕事をする上で大切にしていることは
何ですか?

「患者さまの思いを感じ、応えること」です。病気やケガをすると、出来なくなる動作が増えるため、自分の価値を見失ってしまいそうになります。ですが、これまで生きてきた人生は何も変わらないはずです。私は、患者さまの気持ちに寄り添い、出来ることを一緒に探し、前向きな気持ちでリハビリに取り組んでもらえるよう努力しています。

作業療法士の仕事で印象的だった
エピソードを教えてください。

やはり、はじめて担当した患者さまとの日々は印象深いです。その患者さまは最初、リハビリを拒否していました。いくら促してもベッドから起き上がりたくないご様子で、どうしたら起き上がってくれるだろうと悩んでいました。バレーボールがお好きだったと聞いて風船バレーを提案してみたり、「ほめられると頑張れる」とおっしゃっていたのを思い出して、看護師に「車椅子に乗っている姿を見かけたらほめてあげてください!」と伝えたりしました。すると、徐々に起き上がってくださる時間が増え、先輩方から「車椅子に乗っている日が増えたね!」と言ってもらえるようになりました。とてもうれしかったですし、あらためて仕事のやりがいを感じました。

最後に、医療の現場で働きたいと思っている皆さまへメッセージをお願いします。

私は当院で働きながら、いずれ作業療法士として世界のいろんな場所や場面で活躍したいと思っています。とても大きな夢ですし、入職1年目のいまはまだ、仕事を覚えて経験を積むことで精一杯ですが、夢に向かって現実的に頑張れる環境が、当院にはあります。より多くの経験を積みたい人には合っている職場だと思います。

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