仙台青葉ロイヤルケアセンターは、介護保険で利用できる「介護老人保健施設」。高齢の方や障害のある方が安心して在宅生活を続けられるよう、医療・看護・介護、リハビリテーション(以下リハビリ)、栄養管理などのサービスを提供しています。
介護老人保健施設は病院とご自宅をつなぐ「中間施設」です。入所者さま(短期を含む)を対象とするユニット型個室が100床、通所リハビリ40名。他に訪問リハビリ、短時間生活リハビリ「青ハル」、居宅介護支援事業所、さらにお看取りまで、地域のニーズに切れ目なく応える支援を多彩に展開中です。例えば病院で入院中にリハビリを受けたけど、日常生活を送るにはまだ不安があれば入所が最適。丁寧な機能訓練と生活動作練習で自信をつけ在宅復帰へ。自宅に戻ったのち体調を崩しADLが低下した方の再入所にも対応します。
自宅で暮らしながら維持期のリハビリを続け、生活の質を高めたい場合は通所リハビリや訪問リハビリ、短期入所が選択肢でしょう。
お一人おひとりの希望=「やりたい」に寄り添うオーダーメイドのサービス提供がモットーです。入所のユニット型は、9~12名が個室と共有ダイニングを拠点に暮らす家庭的なケアスタイル。セラピストによる個別のリハビリだけでなく、ユニット単位で調理や配膳を手伝う生活リハビリをしたり、おやつ作りや外出イベントを企画したり。入所者さま同士やスタッフとの交流の中、在宅復帰への意欲を高めます。
お看取りでは、ご親族が集う場を設けたり、職員の手厚いケアのもとご自宅で過ごす機会を作ったりと、願いを叶える「夢プラン」を実践。高い評価をいただいています。
一方、比較的介護レベルの低い通所リハビリでも機能訓練だけでなくハンドメイドイベントやゲーム、回想法レクリエーション「おとなの学校」など、アクティブな行事が目白押し。Jリーグの地元クラブであるベガルタ仙台の応援は、利用者さまも盛り上がり、TVを前にユニフォーム姿で声援を送ります。
また今年1月からスタートしている「青ハル」は、目的に合わせ短時間(1回1時間または2時間で3~6ヵ月)の生活支援に特化したプラン。料理や買い物などの家事、編み物、園芸などの趣味、パソコンやスマートフォンのスキルアップ、回想法レクリエーションによる頭の体操などを自由に選択可能です。
できる動作と笑顔を引き出す個別リハビリ
歯科衛生士のサポートで食べる楽しみをより長く
通所リハビリでは自主トレーニングに励む方が多い
広くて明るい機能訓練室
「青ハル」では趣味活動の練習をする方も
「ユニットケア」を取り入れ、施設全体を9つのユニットに区分。各ユニットの中心に共有のダイニングがあり、皆で食事を。奥のキッチンで調理も可能
通所リハビリでの体操指導。ユーモアたっぷりのガイドで、笑顔が絶えない
施設内の理美容室は毎月3回オープン
通所リハビリ用の車イス対応送迎車両
心臓リハビリで使用する自転車・エルゴメーター。医師の管理の下で心拍数を測りながら、適切な強度の有酸素運動を実施
広々と明るく、アーチを描く廊下。歩くことが苦にならず生活すべてがリハビリになる
ご家族が宿泊できる和室。予約制で食事を頼むこともできる