地域医療連携室
地域医療連携室の業務内容について
まず「病院を知ってもらう」ことから始まる、地域と連携した医療
地域医療連携室は医事課の中にあり、自施設と地域の他の医療機関との懸け橋となりながら、より多くの患者様に病院を利用していただくための「集患」を担う部門です。
そこでまず重要なのは、地域の方々に「病院のことを知ってもらう」こと。そのため、自施設の医師と共に地元のクリニックに出向き、病院の強みについてご説明したり、地域の救急隊に向けて、自施設の専門性や体制などを紹介する一方、医療機関側のニーズを的確に把握し、地域医療の円滑化に努めています。
また、一般の方々にも病院のことを知っていただけるよう、医療や健康に関する公開講座を開いたり、施設のホームページや、SNS、Youtube等で情報を発信するなど、広報活動にも力を入れています。
さらに、地域の医療機関から相談があった際は病院側の窓口となり、自施設の患者様により高度な治療が必要になった場合は、対応可能な病院に取り次ぐ等、地域医療のコンサルタント的な役割も担っています。
仕事のやりがいと大切にしていること
信頼をやりがいに、医師との協力で新しい発想につなげる
患者様に直接接する仕事ではありませんが、地域のクリニックの先生方に名前を覚えてもらい、相談の際に指名していただいたり、地域の情報を提供していただけたりすると、信頼されていることを実感しやりがいを感じます。
また自施設の医師と一緒にクリニック等に伺う際は、医師の専門性からどんな情報が提供できるか事前にすり合わせをし、有意義な訪問ができるように努めています。
以前、当院の脳神経外科を地域に紹介することになった際、「救急対応が多い脳神経外科をどこに紹介すればよいのか?」と考えていたところ、医師から「めまいや、目・耳の症状が疾患の予兆になるケースが多い」と聞き、耳鼻科や眼科の訪問につなげることができました。こうしたアドバイスから、一人では生まれなかった発想が得られるというのは、とても貴重だと思います。
職場の雰囲気
良いと思うことにはどんどんチャレンジできる
業務内容的に、一般の病院の事務職のイメージとは異なる印象を持たれると思いますが、売り上げという側面から病院運営に貢献できるという意味で、自分の中では「病院の要」となる部署だと思っています。
そういった点で常に新しいことを模索してチャレンジすることが求められ、「これはやっちゃだめ」という風潮はなく、それが良いと思うなら、根拠を示した上でどんどんチャレンジできる職場です。
またIMSグループは、専門ジャンルに対応した研修が充実しているので、入職後、新しい技術を身に付けて、新しいことにチャレンジし易い環境でもあります。
メッセージ
成果が数字で表れ、やりがいも大きい仕事です。「チャレンジしたい」「模索して行動したい」という人にはとても向いている職場だと思うので、ぜひ興味を持って入ってきていただけたらと思います。