総合受付・外来業務
総合受付・外来の業務内容について
窓口として、患者様に「安心」をお届けする
外来の受付は、来院される患者様が最初に訪れる場所であり、その担当者は、まさに「病院の顔」ともいうべき存在。医事課に属し、その担当業務は、窓口での受付や案内業務、会計業務、レセプト業務(患者様の会計が正確に処理されているかの確認等)、また薬局から薬の問い合わせ(疑義照会)があった際は医師に確認し回答するなど多岐に渡っています。
近年は、新型コロナウイルス感染症に罹患した患者様に、診察についてご案内したり、感染への不安から病院に足を運びにくいという患者様に、病院の対応状況についてお電話でご説明するといった機会も多く、患者様に安心をお届けする第一の窓口として、院内で担う役割は、これまで以上に大きくなっています。
仕事のやりがいと大切にしていること
視野を広く持ち、自身の対応で患者様の「心」を「楽」に
仕事をする上では、視野を広く持って、自主的に動くことを心がけ、病院が円滑に回るようにすることを念頭においています。
患者様に対しても、病院の職員に対しても同様ですが、困っている人がいたら自分から声をかけるようにしています。与えられた業務を淡々とこなして、マニュアルに沿った対応だけするのではなく、不安を感じている人一人ひとりに合った対応をすることを、常に心がけています。
そうした中で、患者様から感謝の言葉をかけてもらえたり、「あなたの対応で心が楽になった」と言ってもらえたりすると、とてもうれしいですね。
また、新人当時はできなかった業務ができるようになり、責任ある仕事を任せてもらえたり、後輩を指導する立場になったりすると、自分自身の成長が感じられ、「もっとがんばろう」とモチベーションが上がります。
職場の雰囲気
職員同士フラットな関係で、提案しあい、スキルアップにつなげる
職員同士の年齢が近いことから、お互いフラットに話し合える関係が築けています。わからないことなどを上司や先輩に聞いたり、反対にこちらから提案をしたり、風通しが良いことで効率よく仕事ができていると感じます。
私自身、医療について専門的に学んだ経験はなく、入職してから勉強して知識を身に付けたのですが、周囲のサポートがあるので、ゼロからのスタートでも安心して働くことができました。
最近、「人材育成の力をつけたい」と上司に相談したところ、後輩職員が受ける試験の講師をすることを勧められ、勉強会を開いて指導を担当するようになりました。この他にも、後輩のレセプトを見てアドバイスをするなど、毎日の業務を通じ、指導役としてのスキルを磨いているところです。
メッセージ
今は医療知識がなくても、入職してから身に付ければ大丈夫。大事なのはまず、「誰かのために、何かをしたい」という気持ちだと思うので、その気持ちを大切にして働いてもらえたらと思います。