診療情報管理室
診療情報管理室の業務内容について
診療情報を、効率的な病院経営と正確な情報提供に活かす
医事課内にある診療情報管理室では、主に病院の「診療記録の管理」、「診療情報の分析」、またDPC(診断群分類別包括評価制度)と呼ばれる方式に則って医療費を計算する「DPC業務」を行っています。
DPC:診断群分類別包括評価制度について
https://www.ims-itabashi.jp/about/dpc.html
専門的な用語が並びますが、具体的には、カルテに記入漏れや署名漏れがないかや、診療報酬に関わる内容が正確に記載されているかを確認したり、診療情報に基づいてデータベースを作成したり、患者様の病名や診療内容を分類して医療費を計算するなど、データや情報の確認と分析が、中心的な業務となります。
患者様と直接接する職種ではありませんが、データを通じ、病院にどれくらい利益が出ているかを把握し、費用の削減ができないかを検討する等の経営的な側面と、患者様やそのご家族の要請に応じ、正確な診療記録を提供するといった情報開示の面で、病院の運営を支える重要な役割を担っています。
志望動機
コツコツやることが好きな自分にピッタリの仕事
小さいころから、医療関係の仕事に就きたい、病院で働きたいと思っていたのですが、高校時代に、この「診療情報管理」という仕事と「診療情報管理士」という資格の存在を知り、「コツコツやることが好きな自分に向いている」と思い、興味を持ちました。
その後大学で医療情報や統計の取り方などを学んで診療情報管理士の資格を取得し、入職して診療情報管理室での業務をスタートさせましたが、この仕事を担当するために、診療情報管理士の資格が不可欠というワケではありません。専門知識やスキルも、入職後に身に付けることが十分できますので、安心して目指してもらえればと思います。
職場の雰囲気
グループ全体で、スキルアップに励んでいます
入職後に身に付ける知識やスキルが多く、奥が深い業務でもあるので、勉強して日々知識を深めていくことが大切だと思っています。そんな中でも、IMSグループは、グループ全体での研修体制が充実していて、この分野では、グループ内で「診療情報管理会議」という集まりもあり、他の施設の同じ部門の方たちと情報交換できたり、分からないことを相談し合えるなど、スキルアップの面でとても役立っています。
また、この仕事をする上では、他の職種とのコミュニケーションも重要になりますが、職場の医師や看護師の皆さんとも話しやすく、何でも聞けるので、働きやすさという点でも理想的な環境だと思います。
メッセージ
IMSグループには、他の施設と協力して知識を深め合える、グループならではの強みがあります。私自身も、後輩含め、診療情報管理室全体でスキルアップできる、より働きやすい環境づくりを目指して頑張っています。是非、そんな職場の仲間として、一緒に働けたらうれしいです。