医療安全の取り組み
医療安全管理に関する取り組み
当院では横浜旭中央総合病院医療安全管理指針の基本理念に基づき、医療従事者個人における事故防止対策と、医療施設全体の組織的な事故防止対策の二つの方向より推し進めることにより、医療事故の発生を未然に防ぎ、患者さまが安心してかつ良質な医療を受けられる環境を整えることを目的とし、医療安全管理体制を活動しております。
また、医療事故が発生した場合、患者さまの生命の安全確保、傷害の拡大防止のために最大限の医療を実施します。初期対応終了後は、速やかに事実経過の記録、患者さまの家族への説明、病院長への報告等を行います。また、今後の対応方針を病院として決定し、必要に応じて事故調査委員会等の設置や、行政機関等への報告を行います。
医療安全管理指針
医療安全管理指針のダウンロードはこちら臨床指標(医療安全管理部門)
臨床指標のページへ取り組みの様子
医療安全管理室を中心に、院内の取り決め事項が確実に実行されているかを確認するため、職場ラウンドを定期的に実施しています。
ラウンド
- 医療安全管理者ラウンド:原則毎週1回
- 医療安全管理室ラウンド:原則毎週1回
- 医療安全管理委員会ラウンド:原則毎月1回
当院の職員は、年2回の医療安全に関する講習会の受講を必須としています
2019年度講習会実績
- 第一回
- 2019年9月26日、27日、10月2日
- 参加率
- 73%(未受講者はDVD受講実施100%)
- 講義内容
- 医療安全対策に係る体制の説明
- 第二回
- 2020年2月10日、18日、19日
- 参加率
- 73%(未受講者はDVD受講を実施)
- 講義内容
- 医療安全への取り組みの現状とこれからの展望について
患者さまやご病気の間違えを防ぐために
~当院では患者・医療者のパートナーシップに基づき、相互に協力しあい、安全な医療の提供を行っていきます。~
検査や処置の際は、自ら氏名を名乗って頂く事にご協力下さい。点滴ボトルや内服薬等にご自分の名前が書いてあるかどうかも、確認して下さい。
症状、アレルギー情報等はできるだけ正確に教えて頂くようお願い致します。
ご家族の方も患者識別リストバンド、点滴ボトルの氏名等をご確認下さい。
輸血を受けるときは、ご自分の血液型や氏名をできる限り確認して下さい。
患者サポートチームについて
患者サポートチームは、医療安全管理委員会の下部組織として、患者さま又はご家族が抱える疾病に対する医学的な不安や心配、生活上および療養上の不安や心配に関する相談を受け付けています。週1回のカンファレンスを設け不安や心配の解決緩和に向けた取り組みを推進し、患者さまご家族が安心できる質の高い医療の提供に寄与しています。