人材育成とキャリア形成への取り組みについて教えてください。
一人ひとりが専門性を高め、長期的なキャリアを築けるよう多様な制度・仕組みを整えています。まず、新卒の看護師・介護福祉士には3年間の研修『アイナースプログラム』を行い、医療従事者としての心構えや仲間意識、キャリア形成について考える機会を設けています。
そして、IMSグループ全体で「固定チームナーシング」システムを導入。患者さまの情報や各々の業務を常にチームで共有し、同じメンバーで同じ患者さまを看護/介護できる体制を構築しています。固定チームナーシングにより、1年間マンツーマン指導する「プリセプター制度」でも同じチームの先輩から学べます。
また、イムス医療従事者生涯教育センターでは責任者や専門職へステップアップするための講習を行い、認定看護師などの資格取得も積極的に後押ししています。
看護職・介護職へのメンタルケアは行っていますか?
コロナ禍以降、最も注力しているのがメンタルケアです。コロナ禍では学生が実習に行けず、高齢者との話し方や接し方を知らないまま入職したことで患者さまとのコミュニケーション力が落ち、その結果メンタル不調を起こすスタッフが増えました。それに容体が急変した患者さまと接するとメンタル不調を起こしやすくなるものです。
そこで、入職1~2年目には自身のストレス対処法や回復力をつけるための「セルフケア」研修を実施。管理職には自身のケアとスタッフの変化に気づくための「ラインケア」、さらに外部のカウンセラーとも連携した「グループケア」も行い、三段構えの手厚いメンタルケアに取り組んでいます。
良好なワークライフバランスを保つための取り組みを教えてください。
業務の効率化と多職種連携(タスクシフト/シェア)を進め、残業がほとんどない職場づくりに努めています。有休も年10~20日の取得を推奨し、残業や有休の情報はすべてIMSグループ看護部で共有しています。
元来、看護職・介護職は結婚や出産、配偶者の転勤などライフステージの変化に応じて職場を変える仕事でした。しかし、せっかくIMSグループに入職してくれたのなら1年でも長く活躍してほしいと思っています。急性期、慢性期、老健、特養などIMSグループはさまざまな施設を抱えているので、自分が働きたい場所や施設で力を発揮してください。
ご覧になっている方へのメッセージをお願いします。
私たちが求めているのは「相手のことを想ったケア」ができる人です。例えば、患者さまを車椅子に乗せる時に裾が捲れたらタオルを一枚かけてあげる。患者さまに「この病院/施設に来て良かった」と思ってもらえるのは看護師と介護福祉士のケア次第です。だからこそ患者さまを気遣える感性を持った方に加わってほしいと思っています。
IMSグループが目指すのは「全体最適」です。必要な場所に、必要な人に居てもらいたい。この意識が浸透しているため、コロナ禍にある病院でクラスターが起きた時も各施設が積極的に協力してくれて危機を乗り越えることができました。
多くの施設を抱えるIMSグループには、あなたに居てほしい場所があります。教育やメンタルケアの体制は万全なので、じっくり経験を積み、自らの強みを見つけ、グループに不可欠な人材へと成長してください。